ペットライターとして活躍したいなら、食事の知識は不可欠です。その動物が食べるものはもちろんのこと、エサの回数や与え方、禁忌も大切です。数あるペットの中でも犬と猫のニーズはずば抜けています。ですから食事についても詳細に情報収集しなければなりません。
犬のエサはドライフードとウェットフードを組み合わせるのが基本です。おやつにはジャーキーや薩摩芋のペット用お菓子などを与えると喜びます。手作りする余裕がある人は、魚や鶏肉を煮込んで作るのがおすすめです。ただし塩分を摂りすぎると内臓を痛めますし、骨が喉に刺さると大きなトラブルとなります。たっぷりの水で煮込んで塩分を出し、骨を取り除きながらほぐす必要があります。
猫のエサも塩分と骨に気をつけなければなりません。そして油分の多いものを食べると吐いたり下痢をしたりします。人間の食べ物をそのままあげるのは、考えたほうがいいでしょう。
アニメやドラマで犬や猫に牛乳を飲ませるシーンがあります。しかし犬も猫も乳糖を分解する能力が低く、お腹を下してしまいます。与えるならばペット用の牛乳を選んでください。
ペットの健康を考えると一定のフードを与え続けるのではなく、手作りで新鮮な食事を用意したいと言うニーズがあります。そのためペットライターは手作り食のレシピを紹介することもありますが、気を付けたいのが栄養バランスや与えるべきではない食材についてです。
犬や猫は人間とは体の仕組みが違うので、我々にとって安全で栄養満点な食べ物が彼らには危険なケースもあります。
また必要な栄養バランスも違いますから、炭水化物や脂質の他にタンパク質のバランスなども気を付けて考えないとなりません。カルシウムなどの必須ミネラルが不足すると骨が弱くなるにとどまらず、関節の形成不全などで大きな障害が残る恐れもあります。
もちろん自身が書いた記事で問題が起これば、多額の損害賠償請求につながる恐れはあるでしょう。このためレシピを公開する場合には、ペットの栄養学をしっかり学んで、読み手にもしっかりと正しい内容を伝えていくことが大切です。
◎2021/5/31
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